まんがタイムきらら 2013年1月号

表紙

三上小又さん「ゆゆ式

巻頭カラー

三上小又さん「ゆゆ式

センターカラー

オカモトさん「帰るまでが学校です!」
堂崎しにゃさん「はぴえん。」
茹でピーさん「ふぉりぼら」
あそかさん「リリウムあんさんぶる」

ゲスト

オゲさん「女子大生生活様式
オカモトさん「帰るまでが学校です!」
ホリさん「Pretty Prison」
堂崎しにゃさん「はぴえん。」
茹でピーさん「ふぉりぼら」
秋津たいらさん「半熟ウィッチ〜まどろみドルニー〜」
綾坂さん「くゝり屋営業中。」

休載

異識さん「あっちこっち」
シュガーさん「さつきコンプレックス」
ちび丸さん「プレフレ」

短行感想

三上小又さん「ゆゆ式

ノブレスオブリージュ。
今後も救世主たらんことを望まれたりまではしない。
14P右の1本が、素晴らしく縁とゆずこの人となりを表していて良い。
ゆずこは期待されると裏切らないですよね!
「やってー?」とせがむ縁もとても縁っぽい。

津留崎優さん「箱入りドロップス」

なっ 相ノ木に、妹、だと…!?
しかも、なんとまさかの展開…ッ
これは春か、春が来るのが待ち遠しい。
そして来るのか春が。春爛漫の春の嵐が巻き起こるのか!
(もう含めすぎて意味不明)

ざらさん「しかくいシカク」

なるほど扉絵の円先生はそういうことだったんですね。
構図といい被写体といい、とても素敵です

きゆづきさとこさん「棺担ぎのクロ〜懐中旅話〜」

待つこと待ち続けること。約束を信じ疑うことなくただひたすら待ち続ける。
その心中は。そしてそこから動かされた時は。

カボチャのお話と同様、時間の経過と絵本のような展開。とても好きです。
少し引いたベンチと木が入っている構図が、それだけで時間の経過を表し、かつそこに居る人、そこへ行く人、そこから離れていく人をそれぞれで同じように描いている。
繰り返し、でも時間は経過しているさまを描いている。
これは絵本の技法のひとつなんじゃないかとふと思い至りました。
「おおきなかぶ」を例にすると、おじいさんがかぶを抜こうとしても抜けない。おばあさんと一緒に抜こうとしても抜けない。最後にようやくねずみと一緒になってかぶを引き抜くことが出来た。というような手法。
ただひたすら待ち続ける少女が、幼馴染と会う。繰り返し同じように、娘に会いに行く旅人と会う。放浪者と会う。
そうして最後に出会った黒い旅人が、彼女を変えさせてくれた。
カボチャの話も同様の作り方がされていますね。
また「絵本」そのものも、きゆづきさとこさんの作品にはいくつか小道具としても登場します。
作者ご本人がきっとインスパイアされている、ということでしょうね。

茹でピーさん「ふぁりぼら」

くぬぎのずぼら幽霊同居生活。

次号1月9日発売2月号

ゲスト

森名尚さん「ネガ→ポジ」
オカモトさん「帰るまでが学校です!」
堂崎しにゃさん「はぴえん。」
茹でピーさん「ふぁりぼら」

休載

あそかさん「リリウムあんさんぶる」